翻訳・ローカライズサービス 導入事例

日本市場進出時からの翻訳・ローカライズサービス全般を担当

DWH アプライアンス製品のリーディングカンパニーである日本ネティーザ株式会社では、製品マニュアルやマーケティング用の販促物の翻訳に、トライベクトルの翻訳・ローカライズサービスを採用しました。
翻訳の高いクオリティはもちろんのこと、翻訳から Webサイト(ホームページ)の更新、さらにDTP 制作、印刷まで、“かゆいところに手が届く”ワンストップの翻訳・ローカライズサービスにより、翻訳の作業効率を大幅に向上し、関連コストの低減も実現しました。
トライベクトルの翻訳・ローカライズ サービスにより製品マニュアルやカタログやデータシートなどのマーケティング資料の日本語化に成功、Webサイト(ホームページ)の更新や DTP、印刷にもワンストップで対応し、業務効率を大幅に向上しました。

IBM グループの1社である日本ネティーザ株式会社(以下、日本ネティーザ)は、米国 Netezza, an IBM Company(Netezza)の日本法人として、2005 年 9 月に設立されました。現在、販売パートナー各社とともに、革新的で実績のあるデータウェアハウス(DWH)アプライアンス製品を日本市場向けに展開しています。
DWH アプライアンスとは、DWH 構築に必要となる主要な諸機能(データベース、サーバー、ストレージ)を超並列コンピュータ上で最適化し統合した製品です。ハードウェアやソフトウェアを別々に購入して DWH を構築することに比べ、2 分の 1 程度のコストと 3 分の 1 程度の電力消費量で、10 ~ 100 倍のパフォーマンスを発揮できるユニークな製品です。
Netezza は、この DWH アプライアンス製品のリーディングカンパニーであり、米国では 400 社以上、日本国内でも約 70 社に導入されています。2010 年11月に、IBM による買収が完了したことで、現在は IBM グループとしてグローバルにビジネスを展開しています。

2つの部門で翻訳サービスを活用

Netezza は米国の IT 企業であることから、DWH アプライアンス製品の機能や操作方法などを紹介する各種技術マニュアルや、カタログ、データシート、ホワイトペーパー、Webサイト(ホームページ)のコンテンツなどのマーケティング資料は、基本的に英語で作成されているため、日本ネティーザでは、各種製品マニュアルやマーケティング資料といったあらゆるドキュメントを、日本語に翻訳・ローカライズする必要に迫られていました。

この課題を解決するために日本ネティーザでは、トライベクトルの翻訳・ローカライズサービスを活用しています。技術本部 カスタマーサポート部 部長である村上竜二氏は、次のように語ります。
「製品・サポート部門とマーケティング部門の 2 つの部門で翻訳サービスを活用しています。製品およびサポート部門では、主に複数の製品マニュアルを翻訳してもらっています」

また、マーケティング本部 部長の湯本敏久氏は、「マーケティング部門では、翻訳サービスを使いはじめた 2007 年当初は、マーケティング資料と Webサイト(ホームページ)のコンテンツの翻訳だけをお願いしていました。しかし 2008 年からは、マーケティング資料や Webサイト(ホームページ)のコンテンツなどの翻訳から、Webサイト(ホームページ)の更新やマーケティング資料の DTP制作および印刷まで、依頼する業務の範囲を拡大しています」と話しています。

一般的な翻訳・ローカライズプロセスは、電子メールで翻訳を依頼して、セキュアな FTP サイトにて翻訳対象となる英語版コンテンツのやり取りを行い、日本語に翻訳されたコンテンツのの社内レビューを 1 ~ 2 回繰り返して、最終的に翻訳されたコンテンツとして納品してもらうという流れになっています。

 

すでに取引中の企業の強い推薦により委託を決定

トライベクトルの翻訳・ローカライズサービスを知ったきっかけを村上氏は、「日本法人を設立した当時の社長にトライベクトルを紹介されたことでした。2007 年 11 月に、製品マニュアルの一部の翻訳をお願いして、2008 年初めには日本語に翻訳したマニュアルを納品してもらいました」と話します。当時の社長は、検索サイトでいくつかの翻訳会社をピックアップし、コストやこれまでの実績を比較検討した結果、トライベクトルの翻訳・ローカライズサービスを利用することを決定しました。トライベクトルの翻訳サービスの採用を決めたポイントは、すでに多くの IT 関連の外資系企業の翻訳やDTP、印刷、Webサイトローカライズ(ホームページ翻訳)などの豊富な実績があったことと、トライベクトルとすでに取引中の数社の企業の担当者および代表取締役社長からも強く推薦されたことがひとつの決め手となりました。
また、コスト面と翻訳のクオリティを評価したことは言うまでもありません。湯本氏は、
「日本ネティーザは、ちょうど日本法人を立ち上げたばかりで多くの予算もなかったですし、コスト面とクオリティのバランスを見極める必要に迫られていました。その中でもっとも弊社にマッチしていたのがトライベクトルだったのです。この選択は間違っていなかったと思います。」
と話しています。
「翻訳だけでなく、Webサイト(ホームページ)の更新や DTP 制作や印刷などの作業にも柔軟に対応してもらえたことで、Webサイト(ホームページ)やブローシャ制作の業務オペレーションが簡素化され、作業負荷が軽減したほか、大幅なコスト削減にもつながりました」

翻訳の作業負荷が軽減し、関連コストも低減

IT 系の翻訳にはその分野独自の表現や専門用語を理解し、把握しておく必要があります。たとえば最先端の技術は日本語訳が存在していな かったり、カタカナで表記すべきなのか、日本語に翻訳したほうがいいのかなど、その都度適切な判断が求められます。トライベクトルの翻訳 サービスを採用した効果を湯本氏は、次のように語ります。

「トライベクトルは、IT 系ドキュメントの翻訳の経験が抱負なので、最初からかなり高いクオリティの翻訳が納品されるため、レビューが大変スムーズです。また、初稿から校了までのサイクルもスピーディで短期間なので、コストパフォーマンスは非常に高いと感じています。トータルで考えても”かゆいところに手が届く”サービスであり、ほかの翻訳会社よりかなり満足度は高いです」

また、短期間での納品について村上氏は、「ほかの翻訳会社が 1 カ月程度かかると見積もった仕事を、トライベクトルは 3 週間弱で対応してくれます。また大手の翻訳会社だと、かなりお役所仕事的な対応になってしまいがちですが、トライベクトルはかなり小回りのきく会社です。無理をしてもらっているのだとは思いますが・・・(笑)」と話します。

さらに、これまで日本ネティーザでは、Webサイト(ホームページ)のコンテンツの翻訳は翻訳会社に、Webサイト(ホームページ)の更新はWeb サイト運営会社に別々に依頼していました。しかし、この方法では、翻訳と Web サイトの更新の間にも、オペレーションが発生してしまい、効率的とはいえませんでした。日本ネティーザにとってコンテンツの翻訳のみならず、Web サイトの管理更新、DTP 制作や印刷などドキュメント制作をワンストップで対応してもらえるパートナーを見つけることを目標のひとつにしていました。

湯本氏は、「当初、トライベクトルでは、Webサイト(ホームページ)の更新やDTP 制作や印刷などの作業まではお願いしていなかったのですが相談してみると、柔軟に対応してもらうことができました。これにより、Webサイト(ホームページ)の更新やDTP 制作の業務オペレーションも簡素化され、弊社側の作業負荷が軽減したほか、コスト削減にもつながりました」と語ります。

「トライベクトルは、いろいろなお願いに非常に柔軟に対応してもらえる会社です。要求に100%応えてもらえない場合でも代替案を提示してくれたりと、何とかしたいという気持ちが伝わってくるし、実際にできる範囲でベストの対応をしていただいているので大変満足しています。と村上氏。

さらに湯本氏は、「きっかけは確かに翻訳でしたが、今では翻訳以外の導入事例の制作などもお願いしており、すでに、ただの翻訳会社ではないと思っています(笑)。トライベクトルにお願いして本当に良かったと思っています」と話しています。

「ほかの翻訳会社が1 カ月程度かかると見積もった仕事を、トライベクトルは3 週間弱で対応してくれます。また大手の翻訳会社だと、お役所仕事的な対応になってしまいがちですが、トライベクトルは小回りが利くので大変助かっています。」

市場の変化へ柔軟に対応したより高いサービスを期待

今後のトライベクトルに対する期待を湯本氏は、「日本法人の設立とともに翻訳・ローカライズサービスをお願いして、我々の事業拡大とともに、Webサイト(ホームページ)の更新やマーケティング資料のDTP 制作や印刷など、柔軟に業務を拡張していただけたのは、本当に助かりました。我々と同じように翻訳を中心に派生業務までお願いしたいと考えているIT系企業は、特に外資系に多いと思うので、今後も変化に柔軟に対応しながら、より大きな会社になり、さらに翻訳・ローカライズサービスを向上してくれることを期待しています」と話しています。

トライベクトルの翻訳・ローカライズサービスについて

「分かる、伝わる」ワンランク上の翻訳・ローカライズサービスをモットーに掲げるトライベクトルでは、翻訳だけでなく DTP や印刷、Webサイトローカライズ(ホームページ翻訳)などをはじめとして、企業活動に必須の「コミュニケーション」活動全般をサポートいたします。 翻訳・ローカライズをはじめ、コミュニケーションについてお気軽にお問い合わせください。