字幕翻訳とは【例文あり】|字幕翻訳ならファンサブ(FUNSUB)

通常の翻訳と字幕翻訳の違い(例文付き)

「字幕翻訳ってどうやるの?」「以前に自社で作った動画に字幕をつけたい」「編集までまとめてお願いしたい」というお悩みをお持ちの場合、まずは本コンテンツをご覧ください。

字幕の場合には「ただ翻訳すればいい」わけではありません。動画には動画の翻訳のコツが存在します。それらの特長やルールを知らないと、出来上がった動画の字幕が納得できないものになってしまいます。

弊社では FUNSUB という「テープ起こし+翻訳+字幕編集」をすべてまとめてご依頼いただくことができるプランがございます。

本プランは大変リーズナブルな価格でのご提供が可能で、ご好評をいただいておりますが、ここで改めてプランの特長を含めて「通常の翻訳と字幕翻訳の違い」「産業翻訳と映像翻訳の違い」をお伝えいたします。

字幕翻訳の難しさは「インタラクティブでないこと」にある

字幕翻訳とは、動画や映像に流れるナレーションやセリフなどをターゲット言語に翻訳することを指します。一般的なドキュメントの翻訳とは異なり、読み手のペースで訳文を読むというよりは、動画や映像のペースで訳文を読んでいかなくてはなりません。

そういう意味では多少一方的であるとも言えます。

そして、この「一方的な発信」=「非インタラクティブ性」にこそ、字幕翻訳の難しさが隠れています。

文章量の調整こそ、字幕翻訳の難しさ

後述の実際の訳文サンプルをご覧いただくことでご理解いただけるかと思いますが、ただ翻訳するだけでなく、「原文の文意を損なうことなく別の言語に置き換える」というのは非常に高度な技術です。

これは日本語ひとつとっても想像に難くありませんが、同じことを表現する場合でも、言葉の選択肢は莫大な数にのぼります。たとえば「好き」という言葉を使うケースであっても、恋人同士の「好き」なのか、自分の好きな仕事という時に「好き」なのか、前後に必ず文脈が隠れており、その文脈を損なうことなくそのシーンで最適と思われる訳語を充てていかなければ、字幕翻訳としては成立しません。

実際に訳文を短くしてみた例

実際の訳文をご覧ください。通常の訳文の長さを「1」とした場合、字幕翻訳は、少なくとも「0.8~0.6」程度には抑えなければなりません。

また、動画そのものが作品の場合には、もっと短く(例えば 0.4)しなければならないケースもあるでしょう。

  • 英語→日本語訳 サンプルA:(クリックして拡大)

 

  • 英語→日本語訳 サンプルB(クリックして拡大)

 

  • 英語→日本語訳 サンプルC(クリックして拡大)

 

  • 日本語→英語訳 サンプルA(クリックして拡大)

 

  • 日本語→英語訳 サンプルB(クリックして拡大)

 

  • 日本語→英語訳 サンプルC(クリックして拡大)

 

このように、文章を短くして翻訳していかないと、動画に収まらなくなってしまいますので注意が必要です。

FUNSUB プランでは、この「0.8~0.6」程度の文章の短さで対応しております。

産業翻訳、映像翻訳の垣根がなくなる

翻訳業界は、下記のように「産業翻訳」「映像翻訳」「出版翻訳」の3つに分けることができます。

 

詳細は弊社コーポレートサイトをご覧下さい。

翻訳業界と翻訳会社

上記のように、これまでは「産業翻訳」と「映像翻訳」は明確に棲み分けがされていました。しかし、youtube の登場やネット普及率の向上などにより、「いつでも誰でもどこでも簡単に」動画を制作し、アップロードできるようになりました。

 

そのため、映像そのものが「作品」になっている映画やアニメなどに字幕をつける作業と、Youtube に字幕をつける作業は、外側から見るとほとんど変わらないものという誤解が発生しています。

 

産業翻訳としての動画は Youtube が多い

このように、動画の字幕翻訳と言っても、映像翻訳の世界のように厳密に作りこむというよりは、「産業翻訳としての字幕翻訳としてのアプローチに特化」しています。

企業さまの場合、動画の使用目的しては企業の PR動画やイメージ動画、紹介動画、研修動画、営業ツールなどが多い為、その多くは Youtube で発信することを目的としています。

つまり企業動画は Youtube にマッチさせていく必要があること、また字幕翻訳をするなら Youtube での見映えを気にしなければならないということです。

FUNSUB はそういったお客様の声にお応えした字幕翻訳プランとなります。

 

なお、映像翻訳については「映像専門の翻訳会社様」が存在しますのでそちらにお問い合わせいただく方がベターなこともあります。

とはいえ、実績ページにもございますが、企業様が使用する動画であれば圧倒的リーズナブルな内容で十分な品質をご提供しております。

まとめ

これまで見てきたとおり字幕として翻訳する際には、文章の長さに注意すること、そして「どう短くするか」にこそ語彙選択と表現の高度なテクニックがあることが挙げられます。

FUNSUB ではそれらを動画や映像に合わせてスピーディに編集することで貴社にとっての

「もっと早く、もっと楽しく、もっと快適に。」

 

を実現します。

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