このページのポイント
- Webサイトや SNS ではマーケティング翻訳が必須となっている
- カタログでもプレスリリースでも内容が読み手に届かなければ意味がない
- だからこそ「わかりやすい、伝わりやすい」ドキュメントを作らなくてはならない
- そのための6つのポイントを抑えることで高い訴求力のドキュメントが完成する
目次
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まず最初に抑えなければならないポイントは「読者は誰か」ということです。
Webサイトや SNS、カタログや会社案内などを誰が読むのかを理解していなければ、その人たちに合った文章に翻訳することはできません。プレスリリースなら、貴社の優位性や特色をはっきりと打ち出したリリース文章が必要でしょう。
エンドユーザー向けなら、競合他社よりもユーザーのベネフィットに訴えかける必要がありますし、貴社パートナーや貴社セールス向けのプレゼン資料なら、彼らにとって必須のツールとなるような翻訳を行わなければなりません。
このようにしっかりとターゲットを明確にしておく必要があります。
対象読者が曖昧なドキュメントは誰にも刺さりませんし、効果はありません。「みんなに読んでほしい」という翻訳では誰にも伝わらない訳文になってしまいます。
翻訳不要箇所の典型的な例では、製品カタログのコピーライト部分があります。英語のまま掲載されていても問題ありませんし、すでにある日本語のコピーライトに差し替えるだけで済む場合がほとんどです。
また、プレスリリースならボイラープレートなどはすでに訳されたものがあるケースが多いので、翻訳対象外としましょう。
さらに、無駄なコストをかけないためにも、翻訳作業だけなのか、DTP も必要なのか、コーディングが必須なのかなど、発注する予定の翻訳・ローカライズ対象範囲を確定することが必要です。
翻訳会社に見積もりを依頼する際には、以下のページもご覧ください。
マーケティングマテリアルの場合には、単純な翻訳作業ではなく、訴求力のある訳文を作る必要があるのはすでに述べた通りです。
「なぜその翻訳を行なうのか?」をしっかりと伝えることが重要です。
翻訳作業だけでなく、その後の DTP レイアウト作業、印刷、Webサイト(ホームページ)へのアップロードなど、一連の作業を発注するのか、または翻訳作業のみなのか、貴社のご予算や納期とのバランスを考慮して決定しましょう。
また、デザインを描き起こしたい、ライティングから相談に乗って欲しい、展示会出展への準備を手伝って欲しいという場合でも対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
Webサイトや SNS、プレスリリース、カタログ、ブローシャ、フライヤーや会社案内は、MS-Word や Powerpoint、QuarkXpress、最近では InDesign(インデザイン)などのソフトウェアで作成されていることが多いのですが、お手元のデータはどんなファイル形式になっているかを確認してください。
これは、流用できるデータがあるのか、それとも新しく作る必要があるのか、などを判断するためでもあります。
できるだけデータを流用することで、コストパフォーマンスを高めることができますし、またブランディングという観点からも統一を図ることができます。
過去に翻訳したものがある、独自の専門用語集があるなど、翻訳者にとって有効な資料は、翻訳の品質を一定に確保するために必要なものです。
「仕事の7割は準備で決まる」と言う言葉もある通り、しっかりと事前準備を行うことで、プロジェクト開始後の手間やコストを省くことができます。
そしてスムースなプロジェクト運営ができれば、その他の仕事のパフォーマンスも上がりますし、生産性の向上にも繋がります。
Webサイト、SNS、カタログやプレスリリース、会社案内、プレゼン資料等のドキュメントを使用する時期をご相談ください。可能な限り貴社のご希望に合わせるように致します。
ご希望の納期は、貴社がその時期の使用がベストである、と判断をされていらっしゃるわけですから、出来る限りご希望に沿った形で納品させていただきます。
以上の 6 点を事前に確認しておくことで、翻訳品質、翻訳コスト、翻訳スピードのバランスを最適化した提案を受けることができます。
特に弊社は、「品質、価格、納期、対応」の4つのバランスが優れているというご評価を既存のお客様から頂いております。
ご相談内容から分かる「失敗しない翻訳サービス」とは
https://www.trivector.co.jp/contents/?p=22
マーケティング資料の翻訳における最大のポイントは、「訴求力のある文章を作れるかどうか」です。
自然な文章を生み出すことにより、読み手にいかにわかりやすく伝えるか、どれだけ具体的なイメージを持ってもらえるか(=印象を残せるか)を最大の目的としているドキュメントが多く、そこにフォーカスしなければなりません。
そのための抑えておくべきこの 6 つのポイントをしっかり覚えておきましょう。
カタログやプレスリリース、プレゼン資料等のマーケティング翻訳については、お問い合わせページよりお気軽にご連絡下さい。